仕事のこと II
仕事のことの続きです。前は確か設計士のタイプ別の特徴を書いていたと思うのですが、今回は実際の工事についてです。家を作る上で一番重要なのは何かというと、一概には言えませんが、取替えがきかないという意味で地盤です。住んでる地域といってもいいかもしれません。その土地が地震や台風などなく硬固な岩盤層であればデザイナーが設計した奇抜なもの、格安なハウスメーカーのものなどどんなものでもokです。ただ残念ながら日本にそんなところはあまりないでしょう。という事で、私が住んでるところを想定して考えます。
まず必須なのが地盤調査です。これが一番厄介です。調査というのはいろんな方法がありますが、代表的にはボーリングかSS調査です。いずれも細い鋼管程度又はキリのようなもので掘っていくのですが、実際に打つ杭より随分細いものです。よって厳密に言えば地盤を完璧に把握するのは不可能です。ただ検査方法を間違えなければ、支持層の把握は可能です。ただ敷地の中で支持層の位置が斜めになっている場合は設計士や調査士の判断が重要になります。また長くなりそうなのでまたの機会に書きます。(なんか講談みたい)
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