仕事のこと
ちょっと仕事のこと書いてみます。
建築の設計といっても様々な形態があります。一般的に家を建てようとする場合に設計事務所に依頼すると設計量が高く敷居が高いイメージがあるのではないでしょうか。ただし業務の形態によってその金額は大きく上下します。基本設計、実施設計、監理などどこまで作業するかによりますが普通の住宅なら確認申請までなら50万あれば余裕です。(個人的にはです)
一級建築士でも皆さん得意分野が違います。
主にデザイン、居住性、構造重視などに分かれると思います。この3つの分野はそれぞれ相反するもので施主さんにとって、どの分野重視の設計士を選ぶかは本当に重要なことです。
例えばデザイン重視の設計士(芸術家タイプ、設計料が高額)に依頼した場合、人目を引くようなカッコイイ設計をしてくれます。ただし例えばリビングを吹抜けにして階段を作り窓は大開口というのはよくあるパターンですが、居住性重視の設計士(技術者タイプ、設計料が安い)から見ると、居住性としては夏暑く、冬寒く、人通りの多いとこだとカーテン閉めっぱなしということになります。構造的にも壁、床の剛性が弱く地震に弱い家になります。
ちょっと長くなったのでまた書きます。
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